私、今年初めて、デパートでおせちを注文しました。京都の何だか屋の4段重で32400円でした。大みそかに配達されます。(笑)
届く時間は、8時から18時の間です。配達の人は大変ですね。ありがとうございます。
ということで、北海道にはおせち料理がない
明治になって入ってきた人ばっかりで、その本州の土地の伝統を持っていたと思われますが、北海道の大自然に洗われて、こだわりがなくなりこれといった決まりが薄れました。
幼いころ住んでいた、函館も同じで、決まりはないようです。
そのメニューは、
①なます(氷頭入り)
氷頭(ひず)をいれます。氷頭とは、サケの頭の部分の軟骨です。半透明のゼラチン状でコリ
コリして美味しいのです。タコも入れることがあります。北海道の日本海側、留萌、増毛、浜
益あたりは、良いタコが取れるので有名です。
②けんちん汁(くじらの脂身入り)、
これは、クジラの脂身を入れるのが特徴です。ごぼう、人参、レンコン、蒟蒻などを入
れた煮物です。このクジラの脂身のクセが癖になる煮物です。
③うまに(つと入り)
北海道はあまり里いもを使わないのです。だから、お正月しか里いもは食べません。
鶏肉、レンコンなど入った煮物、しょうゆ味、ここで、重要なのがつとです。
つととは、お正月だけに現れる謎のなるとです。白とピンクがあります。原材料は不明
なるとなんだけど、渦巻きの模様でなく「つ」のように見える,逸品。そんなに美味しいものではない。
しかし、紀文で出しているので他の地方でもあるのか?
このように、なにかを足しているのが北海道風
④甘い栗入り茶碗蒸し
茶碗蒸しのなかには、鶏肉、シイタケ、ユリの根、銀杏、甘い瓶づめの栗が入っている。
甘い栗が美味しい。
⑤カニ
毛ガニ、タラバカニ、近所のスーパーで手に入る。
⑥味付けカズノコ
⑦アワビ
⑧クジラのベーコン(懐かしの味)
子どもの頃の給食は、肉と言ったらクジラ、クジラの竜田揚げがよく出ていたのです。美味しかったな。鶏肉、なんて、お正月に鳥のもも肉が、一人に一本当たるのが、すごい贅沢だったものな。貧しく、清い時代だったな。
逆に、今はいつでも、なんでも食べられて、感動がないかもしれませんね。感動は、願い求めるところから生まれるのですね。
⑨お雑煮
もちは四角、澄まし汁で、かならず三つ葉が入る。これは、東日本の定番ではないでしょう
か。
⑩伊達巻
北海道といえば、伊達家の頑張りで開拓されたといっても過言ではありません。伊達のお殿様に感謝します。
伊達政宗の好物。甘くておいしいんです。けど、高いんです。
ヨード卵光の伊達巻は2000円もしますよ。