ムンクマドンナの思い出
オスロ中央駅で

オスロ中央駅にはマドンナがいました。

一人でムンクを見に来た私にはまさに大歓迎の

看板のようなものです。

 

JALがフインランドのヘルシンキに直行便を飛ばしてから

オスロにもたやすく行けようになったのです。

 

ムンク好きの方にはご存じの複雑な絵です。

 

この表情の意味するものは

なんでしょう。

 

ムンクは、この題材に思い入れがあり

 

3点の油彩だけでなく

リトグラフもあります。

 

ちなみに、2004年にムンク美術館から盗まれました。

防犯カメラに犯人が写っていました。

美術館の中に貼ってあった新聞で見ました。

 

不安という言葉は、ネガティブな言葉ですが、

人間の生きていくために絶対に必要な感じる能力です。

 

彼女は妊娠しているようです。

生と死はムンクの最大のテーマ。

彼女は、友達の奥さんですが、

自由奔放な性格で、お友達がたくさんいたようです。

 

悲劇的にも、30歳そこそこで、恋人の中の一人の青年に打たれて死にます。

 

ムンクのマドンナは、悲劇的な最後を迎えました。

 

ムンクのこの作品に対するこだわりはそこからくるのでしょう。

 

ムンクの原風景は、2人のマドンナに深く依存しています。

早くに亡くなった母(享年)30歳

とこれも早くに亡くなった姉(享年)14歳です。

二人とも結核で亡くなっています。

ここが原点、原風景。

 

そして、このマドンナの女性。

 

実に複雑ですね。

しかし、単純な人間はそんなにはいません。

 

あなたもまた、複雑な人でしょう。

ムンク好きな人のブログを読んでいるのですから。(笑)

 

 

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