外国の作家 ホッパーにはそれを強く感じます 空虚感、荒涼感のような実体のないものの雰囲気を出すのは非常にムづかしいですね。 わたくし、ホッパーにはそれを強く感じます。アメリカにはワイエスもいますし、リアリストがクールに描くのに、感情が伝わるという不思議な世界ですね。 荒野に立つ灯台が日を浴びてダダ立っているなんてすごいです。 線路もいつか描きたいです。線路の向こ... 2017年6月20日 munnkusan
外国の作家 ムンクは正面からきますね ムンクは正面からきますね。後期の方で農民とか労働者とかを描いたものが好きなんです。 人物も上手ですが、北方の風景も上手で、白夜や星月夜のような夜の風景もいいですね。 生命のフリーズ、オールゴールストランの風景。 人間のいる風景は、僕のテーマでもあるし、シンパシイを感じます。 「小径に降る雪」 「小径の殺人者」もいいです... 2017年6月19日 munnkusan
外国の作家 ゴッホの一筆一筆が腑に落ちる 確か上野の森美術館、小さい絵でした。もうきりきりと痛むような鋭さで沈黙の空間を作っていました。 盛り上げた絵具が渦を巻いて、ゴッホの一筆一筆が腑に落ちる。このタッチが見える絵の素晴らしさ、臨場感はすごいですね。 マチスのダンスもまた、確か上野の森、平板に塗ってると思っていたが、そんなことは全然なく、むらがあったり、修正... 2017年6月18日 munnkusan
外国の作家 廊下のかべにタンギーじいさんはいました パリのロダン美術館の。 何故、ここの収蔵なのか、どういう経緯で謎だ。 僕はもうビックリしちゃって、だいたいこんな無造作に廊下にかけておいて大丈夫か? しかし、その輝きは一点の曇りもなく、ジャポネスクにヒントを得てやる気満々のゴッホの気持ちそのままに存在していました。 全然絵の売れない、しかし、希望に満ちたゴッホとテオ、... 2017年6月17日 munnkusan
外国の作家 すっかりベーコンにかぶれて すっかりベーコンにかぶれて、後ろの空間を黒にしてみました。しかし、強すぎるかもしれませんね。 オレンジ、黒どちらも強い色を平板にすると強さが増しますね。 ベーコンのキリスト磔刑図を基盤とした3つの人物画の習作の迫力、その不明な形態は、原始的な生命力を感じさせますね。 中央に一人描いた方が、迫力があるのかな。 もう一枚は... 2017年6月16日 munnkusan
外国の作家 ベーコン「タランスコンへの道」 イギリス人で(アイルランド)最も有名なのは彼でしょう。 戦後みんなが抽象画のほうに流れていくところを、具象にこだわり、それも人物、存在、などにこだわり大きな成果を上げた人。 素晴らしいですね。 私が好きなのは「タランスコンへの道」ゴッホの描いたからインスパイアされて描いた絵がグッときました。 新しい絵の形を求めて、荒野... 2017年6月15日 munnkusan
日常雑記 救いのないのは現代的ではある なるようになるといいますが、迷って迷って、人物は移動を続け、色も濁ってきました。 こっちは100号の方で、公募展用ではないものの、変な絵は出せない。いままでは、家族のいる風景で、バス停で待ってたり、雪原でたたずむシリーズをやっていたので、この孤独感のあるテーマでいいのか。 子供を一人登場させるかも、救いのないのは現代... 2017年6月14日 munnkusan
実際の手順 混んでるところと、すいてるところ。 群像は、配置が次々変わっていくのが面白いですね。今回は人数を絞っているのでむずかしいところもあります。 中央の男はぽつんと、駅員も彼の仕事をぬ感動に、あとその他の赤の他人(3~5人)を塊として表情やフォルムがあまり出ないようにします。 混んでるところと、すいてるところ。 黒と白、赤と緑、対位するものを考えながらも、渋い... 2017年6月13日 munnkusan
日常雑記 モナリザですら、静けさを伴っていました いい絵は、静けさを伴いますね。色や形、人物などがあるべきところに移動し、そして空間を作る。 名作と呼ばれるものを見ましたが、本当にそうだなと思います。 セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、ルソー、スーチン、ムンク、ルオー そしてあの混雑の中のモナリザですら、静けさを伴っていました。 現代絵画では、インパクトをねらい奇抜なもの... 2017年6月12日 munnkusan
日常雑記 遠くから見ると。喜劇 f130の大作を始めます。 一人の男と出発ランプを持つ駅員の群像です。画面が大きいので、その中の人物を小さくすると広大な空間がでます。 この閉塞的な世の中で、電車を待つ男と、駅員を単純な構成で描きたいと思います。 いろいろな人を組み合わせる(子供老人女性男性)やつも描く予定ですが、しかし、単純な奴の方が、待つ人の焦燥感... 2017年6月11日 munnkusan