エゴン・シーレ
帽子の男

エゴン・シーレは結構人気がありますね。そのエキセントリックな画題もそうですが、とにかく迫力がありますね。

1918年2月師匠のクリムト死去、10月28日妻エディット死去10月31日シーレ死去28歳、スペイン風邪で。

アカデミックなものから分離していくのはよくある運動ですね。クリムトはテクニックやうまさがすごいのでホントの前衛ではないかもしれないけれど、やはりクリムトの力は偉大で大きかったのでしょう。

シーレの風景がなどは、クリムトと区別がつかないほどですね。

また素描の的確さも群を抜いていて、クリムトはシーレのデッサンと自分のデッサンを交換したこともあったらしい。

100枚以上の自画像からは、自己愛の大きさを感じられますね。とにかく、クリムトを乗り越えこれからというのに残念ですね。

「死と少女」より「家族」のほうが好きです。何も、変わった絵を描く必要はありません。セザンヌはリンゴと水差しで世界を表したように。

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