東京の展覧会が近づいてきました。搬入します。

地方から、東京の中央展に絵を出すにはお金がかかります。

北海道からF130号の絵を東京都美術館に往復のpriceは30000円です。

最近は、ヤマトロジテクスさんに頼んでいます。

額装したら裸で渡すことが出来て、とても親切なので助かっています。

出品料は12000円

計42000円かかります。

そして、自分で東京に見にいって、東京で一泊、航空機往復で約4万円かかります。

計82000円が年間でかかります。

カンバス代、絵具代は約8万

計16万2000円

これが10年間すると、162万円(ガーン)

車が買えるではないですか。なおかつ、この絵を描くことでの収入は0円(趣味だから)

いいのかこれで

バス停で待つ人

ゴッホも生前1枚しか絵が売れなかったとはいえ、

これでいいのかという感じですね。

 

3人の人物ということですが、今回は少し太めに描いています。

テーマは、待つ人で同じですが、冬にしてみました。雪の中で待つことにしたのです。

ここは、北海道何だから、雪は日常的なことで、逆にいえばここでしか体験できない

ことということもできます。

 

いま、8月の夏は、観光シーズンです。

トウモロコシやアスパラが美味しいです。

枝豆もおいしいです。考えたら、おいしい大豆が取れるんだから枝豆が美味しいのは当たり前ですね。

 

この季節もあっという間に終わり、

910、11月、11月下旬にはもう雪が降り始まります。

12、1、2、の3か月は雪と寒さに耐えるときです。

3月に入ると希望が湧いてくるのです。

そして、何物にも比較できないほどの美しさのある春につながっていくのです。

 

さて、雪ですが、絵具で描くと雪の感じがでません、どうしてかというと油で練っている絵具では

パウダースノーのぱさぱさ感が出ないのです。

油の粘りがでると、雪の感じが出ないのです。

 

また、白、ホワイトの絵具を塗ってもタダの白で雪にはみえない。

影がないと雪に見えないからといって、ブラックを混ぜてしまうと灰色から鈍った色になってしまうのです。

 

ドブネズミ色

 

対処法としては、はじめから木炭で濃い目に雪の凸凹をデッサンしておくということです。

木炭の黒は、粉なので実際には鈍くなりずらいのです。泥みたくはならないのでいい感じです。

白を塗っておいて、乾いてから、青、ネイブルなどをおつゆ描きする

こうすると濁りません。

私は、その他にモーブやマゼンダを使います。

特にモーブはムラサキっぽいので、影の感じが出るのです。

どっちにしてもホワイトの分量をかんがえて、マッスを合わせないとうまくいきません。

 

版画の黒と白の分量問題のようなことを考えないといけません。

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事