ここは、ヘルシンキでも人気のスポット。
ストックフォルムから豪華客船に乗って、ヘルシンキへ向かいます。
バルト海からの朝日は実に感動的でした。
トロっとした水面に朝日が上がりました。夕日がすくな人も多いようですが、
私は断然朝日派です。バルト海の朝日を見ながら船は進みます。
これから始まるというのがいいではないですか。
夜が明けて、ヘルシンキ港の入り口には世界遺産
スオメりンナの要塞が出迎えてくれます。
古い砲台があります。
真夏の北欧の朝の風に吹かれて気持ちがいいです。
さて、問題の意思の教会ですが。
巨大な氷河に押しつぶされて、かちんこちんになった岩盤をくりぬいて石の教会を作りました。
あまりに硬いので重機は役に立たず、ダイナマイトを使ったそうです。
かたい信仰という意味でしょうか。
この岩石の色を見てください。実に美しいですね。
注目してほしいのは、この格子状の天井から降り注ぐ光線が、素晴らしいアクセントになっているところです。時間により変わるこの光が美しいのです。
マチスの教会も、この光と影を上手に使っているそうです。
いつか行ってみたいですね。
この色彩の美しさは、清潔さは北欧ならではです。
冬には、すべてのものが凍り、消毒、浄化される。
昇華という言葉が当てはまります。
その覚悟が、キレの良さを生むのです。
中世の教会にはない現代的な単純化は、すがすがしいですね。
ろうそくも1本。
燭台は、3本立てが多いですがここは一本バーンと置いてます。