釣りで食べるお弁当は美味しいですね。
お赤飯のおにぎりは日本全国にあるのかな。
お赤飯に甘い甘い甘納豆の組み合わせは、北海道地方独特らしいですね。
もちろん、甘くない大豆のお赤飯もあります。半々で、スーパーでも売られています。
それと、雪印のベビーチーズがベストマッチングです。
甘納豆のお赤飯を口に含んで、チーズも口に入れます。そして、はぐはぐします。うまいですな。
もう一つのおにぎりは、筋子のおにぎりです。
筋子とは、いくらになる前の卵です。
少し、ねっとりとしていて、野趣あふれる少し臭みのある味がいいですね。
清流の音と、鳥の鳴き声、緑の濃い空気どれもごちそうですね。
虫が寄ってくる上流では、虫よけが必須です。
虫よけスプレーとともに、携帯用の虫よけ、乾電池式が必要です。今は腕時計型を使っています。
岩に座り、綺麗な水面を見ながら、うっとりとします。ホントにヤマベのいる川は水がキレイです。
きっと、源流は湧き水なのでしょう。
日々のいろいろな悩み事が消えていくわけではないですが、少し傷がいえるようです。
釣りに行くことは、一つの旅に出ること。
冒険が待っています。
いつもの釣りですが、全く同じ釣りはありません。何かしら違っているのです。
北杜夫の
「どくとるマンボウ航海記」の終わりに、
人は、旅をする前に持っていたものは、そっくり持ち帰ってくるという趣旨のことが書いてありました。
悩みを解決するために旅に出ても効果がない。
旅で悩みが昇華するわけでなく、旅の間で、悩みを確認するだけで何も解決することがない。
だから、自分のパンツはしっかりと持ち帰るのだと。
だいだいお昼には、だいぶ釣れているので、昼食の後は魚をさばきます。
帰ってからさばくのは大変ですね。
使うのは、キッチンばさみです。頭をちょん切って、お腹を切り裂いて、
そして、骨のところにある血合いをはさみでこそげ落とします。ここで、血合いを落とすのが肝心です。
川の水できれいにします。
いったんここまでやっておくと、帰ってからのすぐ天ぷらにできます。
天ぷらとフライを交互にします。
フライにたっぷりソースをかけたり、レモンをたらしたりするとこれもまたうまいですな。
長時間の運転のあとは、シャワーに入ってはやくヤマベの天ぷらが食べたいです。
そして、今日の釣りを思い出してまた、うっとりとします。
同じ釣りは2度とありません。
同じ場所に行ってもその時、その時新しいドラマが必ず生まれるものです。