三岸好太郎は札幌出身の昭和の初めに活躍した洋画家です。
縁があり、札幌の知事公館の庭に個人美術館があります。
飛ぶ蝶も収蔵されています。
(写真は札幌市のページから)
この針で止められた標本の中の青い蝶が、なぜか飛び立っていきます。
それをシュールと感じるか、この硬直化した日常性からの脱出と考えるか考えさせられます。
この色の、渋さは昭和の初めの雰囲気がします。
このほかののんびり貝も乳色がきれいな作品です。
さて、北海道は寒くなってきました。紅葉ももう終盤です。
札幌から、定山渓を通って中山峠は人気のあるコースです。
今は、紅葉がきれいな季節ですが、冬は駆け足でやってくるようです。
まだ冬は過ぎていないのに、もう春を夢見ています。
しかしながら、イギリスでは、コロナ患者が上昇中、決してパンデミックが終息していないことを
示しています。
寒いので、家のパソコンの前に入りことが多くなりました。
最近は、アート関係の情報では、アドビのフォトショップやフレスコといった優秀なソフトが
格安で提供されていてうれしいです。(月1000円)
今は、来年の春に向けて、ストックイラストを製作しています。
春のイラストは、やはり桜でしょう。
そして、菜の花でしょう。
最後にチョウチョも作ってみました。
チョウチョといえば、三岸好太郎、札幌市には、三岸好太郎の美術館があります。
北海道近代美術館の隣です。
いつも、すいているのでゆっくり見られます。
三岸はわずか31歳でこの世を去りました。
実に悲しいことです。
昭和の初めに、このような先駆的洋画を試していたとは驚きです。