認知症の第一人者が認知症になった。その衝撃。

NHK1月11日(土)NHKスペシャルを見た人がいて、とても考えさせられたと言っていたので、さっそくネット探して見てみました。

NHKは、ベニシアさんの、すべてを受け入れて生きる生き方の紹介をはじめ、人間の根本に迫る放送をしてくれています。

一生懸命やってきてこうなった。

認知症が進行していく中、時たまクリアになるときに、自分を振り返ることができます。

2017年に発症、痴ほう症を認知症という言い方に変え、差別をなくするために研究を重ねた研究者が、本人が嗜銀顆粒性(シギンカリュウセイ)認知症を発症。

長谷川式検査スケールを完成させた、本当の第一人者。90歳です。今は、講演活動をしています。

自分が、自己が失われている感覚を自覚しながら、認知症を科学的に考えてきた、ひとの言葉は重いものがあります。

「帰ってきてくれ、自分の感覚」「戻ってきてくれ、自分の存在」

生易しいことではない。日記をつけ、すべてのことを覚えておきたいと、心が言っている。自分が壊れていっている、生きている「確かさ」「確信」が持てなくなっている。

自分を自分たらしめているものは何でしょう。

今年90歳、症状が進行し、家族の負担が大きくなってきた。老々介護です。

講演会は、娘さんがしていますが、大丈夫だと思っていても、いきなり脱線することがしばしばになる。今までの、尊厳が崩れてしまう。

番組中もドンドン進行して、口数も少なくなってきている、家族からの疎外感を感じ、自信がなくなるので、自分の殻にこもるしかない。

妻の負担を減らすためにも、デイサービスに通うようになった。1980年代まさしく自分が創設したデイサービス制度が「実につまらん」という逸話もありました。

医者の時には、デイサービスを推奨していたのに、自分が行ってみたら孤独。

自分は、みんなに負担をかけていることは認識している。自分が死んだら、みんなホットするんじゃないの。

番組の中でも、どんどん進行していく認知症。

どう生きるのか、それが問題です。

2019年9月体調のすぐれない日が多くなってきて、ゆめか現実かわからない。

介護付き老人ホームに、体験入居してみたが、帰りたい。ごちゃごちゃしている自分の部屋で、戦いたい。「君が認知症になって、君の研究は完成する」という先輩の先生の言葉が思い浮かべる。

余分なものがはぎとられていく、よくできている。心配する気づきがないから、神様が用意してくれた救いであるのではないか。

生きてるってjことは、実に、まったく、大変なことなんですよ。

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