春を待つ手紙 吉田拓郎 そして、ムンク問題

人間だから求めてしまうけど

それこそ悲しみと知ってはいるけれど

 

そこでも、春を待つ人々に会えるでしょう

泣きたい想いで冬を越えてきた人

BY吉田拓郎

 

吉田拓郎は、日本の代表的なシンガーソングライター

希代のメロデイメーカーで数々のヒット曲を世に送り出す。

フォーク全盛の中、安保反対闘争などの学生運動とは、一線を画した。

 

その時代では(1970年代)

甘いなどとの批判を甘んじて受けながら、メッセージ性を強調せずに、高い音楽性を目指した。

フォークに分類されることが多いが、その後の、ニューミュージックへの橋渡しをした

 

 

北海道に住む人は、厳しい冬があるので、春を持つ気持ちが人一倍強いのでしょう。

 

人生に例えると、人生にも春の時代、夏の時代、秋の時代、冬の時代を重ね合わせてみることもできるでしょう。

人生には、つらい時期もあるのでそれを冬の時代とも言えるでしょう。

 

努力しているのに成果が出ない、

失敗続きである

毎日がつらい、苦しいなどですね。

ノルウエー王国は、北海道ほどの面積に、人口526万人の国。

まさに北海道と同じですね。

 

その中で、ムンクだけが飛びぬけていますね。

正に、巨匠。

最高額紙幣1000ノルウエークローネ札に写真が印刷されるほどに人気がある。日本円で、13000円ぐらい

遅れてきた名声ですが、主要作品は、国に寄贈しました。

 

晩年の彼を知る人は、波乱に満ちた人生ではあったが、落ち着いた常識人であったとされています。

 

そんな中でも、ムンクは次々と作品を精力的に発表し続けました

どんな巨匠でも、晩年には自己模倣を繰り返すようになり、作品が凡庸になることも多いですが、

彼の場合、作品は高い芸術性を保ち続けました。

 

北方系芸術の清浄さで、人間の情熱をクールにみています。

 

作品を売ることはあまり好まず、自分の作品を、どのように並べると人生を表現できるかなど考えていたようです。

アトリエの壁を使って、ああでもないこうでもないと研究していました。

オスロ大学の壁画や地元チョコレート工場の食堂など、いたるところで彼の作品が見られます。

 

彼の、「生命のフリーズ」では、

色々な場面での、人間の状態について、表現されていると同時に、かすかな希望や神への祈りが織り込まれていて

そこが、一番の魅力です。

 

厳しい状況、つらすぎること、思いもよらぬこと、恐怖、嫉妬、などなど

その中でも、人間は結局求めてしまうので、春を待つ人となる。ということでしょう。

「春を待つ」

春が来ることを信じるというのは、人間本来もっているもの、遺伝子に刻み込まれたものではないでしょうか。

 

あきらめないで、人事を尽くし、何かを待つ人でいたいですね。

何かを求めて、自由に旅する人でいたいですね。

 

人間以外の野生動物たちは、本能に従い、生から死までを一直線に、迷いなく突き進みます。

 

例えば、冬眠中のクマは、春を夢見ているのでしょうかね。

 

 

 

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