手稲山はサッポロで一番高い山、標高1023mです。手稲山が初冠雪しました
1971年には札幌オリンピックが開かれました。今も聖火台が残り、聖火台コースというコースもあります。
女子大回転コースというところは、まさしく崖、下手な人はスキーを脱いで歩いて降りるほどです。
小中学校のスキー授業で使われ、非常にメジャーなスキー場であります。
さて山に雪が降り、寒くなってくると、アトリエにこもることになるのですが、また、来年に向けて新しく始める絵の構想をまとめなくてはなりません。
ながいこと描いてきたので、同じような絵にならないように気を付けます。
いわゆる、大家といわれる人でも、自己模倣を繰り返しているうちに、同じ絵から抜け出せなくなる可能性を持っているのです。
まず、手順が決まってくることの注意(木炭ーブルーーライトレッドーイエロー)
ます、使う絵の具の色の種類が得意なものに偏ること
まず、構図が結局同じになる。
この3点に注意しなければなりません。
サッポロで10月15日までにやっているゴッホ展を見て感動してきました。
ゴッホは、生きている間は、認められなかったけど、こうして現在世界中の人を幸せにしているとは、本当に偉い人ですね。
ゴッホの絵は見たらすぐゴッホだというくらい特徴的な絵ですね。
意外と細い筆で重ねて描いている。長めの点描ともいえるくらい。テオに書いた手紙の中にもタッチのことに触れていたところがありましたね。
説明せずともわかるこの感動。今欲しいのはこれですね、奇妙奇天烈なものを描かないで、自然や風景、この世にあるものを見つめて、必死になって自分に取り込み、そしてアウトプットする。
色の切れと、真剣さが人を感動させるのです。
現代絵画は、説明が多くて感動できない。説明しないとだめなものは、絵画としてどうなのかという問題もありますね。
漫画家の作品などをそのまま使用しているような作品も多いですね。そのことについてもまた説明していたりして、まさに、迷宮です。
ゴッホ、セザンヌを通らない画家はいないと思いますが。
ゴッホの風景は、人物がいるのが多いので楽しいですね。実際に人物は描かれていなくても。人間の作ったものが必ず入っているののがいいですね。
人間の痕跡が全くない風景画は寂しく、意味のないものに見えます。
道、道路、畑、橋、電柱でもいい、防波堤、テトラポットでも、なんなら足跡でもいい。
何かが欲しいですね。