北海道の渓流シーズンはすぐ終わります。
年間10回しか行けないなって、本当に質素な趣味ですね。
もう、竿をおさめてしまった人はいますねかね。
まだまだ釣ってますよ。
今日は、この川、いつもの川から遠征して、泊の方までやってきました。
原発の向こうです。
この原発のせいでいろいろな問題を引き起こしましたが、
大きな自然は変わらず、川はとうとうと流れています。
小さな川ですが奥が深く、秋口に良い川です。
しかし、冬の日本海は厳しいですね。
車の窓から見る海は、怖いです。
見るだけで身震いしますね。
冷たい波が打ち付けています。
また、この川は川底の石がキレイで、黒曜石もあるし、青っぽい色の石がキレイです。
だからここのヤマベは、色が白く、きれいな魚体です。
枯葉が多くて滑っちゃいます。この川は小川のようですが、奥が深い。
奥にはクマもいるでしょう。
神秘的な雰囲気を残していて、THE北海道の川です。
チャラ背と、深みと、蛇行の繰り返しが河口まで続きます。
しかし、どこに行っちゃのか、ヤマベは薄かったです。
渓相と風景を楽しみました。
ここの水もきれいですね。秋口の場合、トロっとしたところにたまるものですが、いませんでした。
かといって、チャラ背にもいませんでした。
なおかつ、両側が崖で、釣れないからといってすぐ抜け出せるわけでもありません。
つれないまま、だんだん河口に向かって下ります、だんだん孤高の気分になってきました。
2時間で釣果は0匹。
雨まで降ってきました。
次は、この川だ。
と意気込んできましたが、この渓相は美しくないですね。
堤防が高く、この川が暴れ川であることを表しています。
大きな、木が流れてきていますね。また、石が黒っぽくあまりきれいではありません。もちろん水は超きれいですが。
川底の色は、ヤマベの色に反映するので、ここのヤマベは色黒です。
石をくりぬく崖になっています。自然の力を感じますね。
ここから下は、アメマスが釣れちゃいますが、食べないのでリリースしちゃいます。引きは良いのですが、ねずみ色の斑点が食欲をそそらないのです。
ヤマベ、ニジマス、イワナの順で美味しくいただきます。
ここは、釣れましたよ。
何の変哲もないチャラ背から何匹も、結構濃いのでびっくりしました。
渓相がいまいちといっていましたが、釣れたら文句はありません。現金なものですね。
この時期は、どこかにたまるはずですが、ちょっとした流れの具合でいるところと、全くいないところが決まりますね。
野生の魚を釣るわけですから、テクニックがいり、難しい釣りになりました。上級者向けの釣りです。
そして、この川も寒い。
あと何回、釣りに行けるのか、2回いったら、次は12月ですね。
12月に釣ったことはありません。
さお納め近し。
寂しいですね。
追記
結局これが最後になりました。雪が降ったのです。それもたくさん。
来年の6月まで長いです。
早くこいこい解禁日