雪がドンドン融けてきました。

北海道の渓流釣りの、シーズン開始は6月、道東では7月です。

道東は水温が低いので、オショロコマもつれるそうです。

雪解け水が安定するまでは川はゴンゴン流れています。

 

北海道の中でも屈指の名流、余市川は赤井川村を源流として、日本海まで流れています。

道の駅、赤井川を倶知安方面に上っていくとすぐ見えます。

 

多くの支流がありますが、有名なのは白井川です。

この川は、水が透明できれいなので有名なのです。こんなにきれいな川は見たことがありません。

今日は、この白井川の話です。

 

しかしながら、国道393が開通し、状況は一変、

いままでのどかだった川の周辺は一気に変化しました。

簡単に言えば、非常に騒がしくなったということです。

 

国道393号は小樽から、毛無峠を通り、赤井川村を抜けて倶知安まで行く道路です。

2008年にようやく完成しました。

2008年以前は、車通りがまるでなく、魚影もものすごく濃い川で有名でした。

 

上流は、ライオンの滝、(雷音の滝)があります。

ここまで上ると、巨石だらけ、

実に神秘的な風景です。

 

こんな巨大な岩が転がると、雷のような音がするだろうなという渓相です。

 

この秘境感が懐かしいです。

 

今は、以前ほど釣れません。

 

トラックやバイクの騒音で魚も逃げ出したのでしょう。

 

特に、バイクが多いです。毛無峠はヘヤピンカーブの連続で腕試し、頂上の展望台での素晴らしい景色、

緑深いカーブの連続、そして、観光地の倶知安まで行けるのでバイカーには超人気です。

事故も多いので注意が必要です。

 

しかし、白井川の美しい水は健在です。

石のゴロがる渓相も素晴らしいので、ぜひ行って釣ってみてください。

 

まだ、少しは、釣れます

 

道の駅、赤井川から倶知安方面、非常にわかりやすく、入りやすい川です。

一番下の銀橋から入ってもいいし、

上のたくせい橋からも入れます。

また、キャンプ場もあります。

家族でも楽しめます。

 

ヤマベ

ニジマス

イワナが釣れます。

それぞれ、個性的な魚です。

 

味は、ニジマス、ヤマベ、イワナの順です。

養殖のニジマスは与えられたエサの味がしますが、天然のニジマスは、大自然の味がします。

 

どうやって食べるかというと

ニジマス、イワナは

3枚におろして、薄力粉をまぶし、たっぷりのオリーブオイルでこんがりと焼きます。

また、焼いた後、玉ねぎの千切りと、甘酢で南蛮漬けにしてもおいしいです。

よく、イワナを串にさして庵端で塩焼きにして食べるのを見かけますが、それは、なかなか火が通りません。

やはり、家庭ではムニエルや南蛮漬けが最高です。

 

ヤマベは天ぷらがおいしいです。

200℃できつね色になるまでこんがりと揚げます。

唐揚げ粉もいいですが、味が濃すぎるので、唐揚げ粉とてんぷら粉を半々にしたころもにします。

ビールに合います。

 

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