この世の天国というものでしょう。
緑の木々と、澄み切った空気、爽やかな音。
この写真は、岩のくぼみの水に、木々の緑が映り込み、この至福の空間の生まれた瞬間です。
今日は秋晴れ、晴天、風無し、
正しい日本の秋でした。
正しい秋に必要なものは、水田の黄金色、やや薄くなった空の青、グイグイとぶトンボ、そして、たき火の匂い
このたき火の匂いが記憶を呼びさますのです。
今年も、豊作のようですね。
嵐は過ぎたようです。
北海道の嵐とは台風と地震のこと、もはや遠くにあります。いろいろ考えることがありましたが、
ダメージを負うと動物は、じっと動かずいる様ですが、
人間は、困った困ったと、あちこち走り回り、余計傷を悪化させるようです。
さて、今日の釣行は、コンデションがよく、水量バッチリ、いうことなしでした。
他の釣り人にも合わず、川を独占して1日を過ごしました。
幸せな、秋の一日でした。
ホントは、シンコ狙いで数を出して、てんぷらをする予定でしたが、シンコはいるにはいますが数が出ません。
地球温暖化のせいでしょうか、シンコのでる時期が遅くなってきているようです。
昔はシンコつりは、エサはイタドリ、針は5号でしたが、
今はエサはブドウ虫一択、針も1年中7号という釣りに変わりました。
シンコでも、7号の針に食いついてくるからびっくりです。
シンコの合わせは、電光石火、かなり難易度の高い釣りです。あごでなく、体にハリが刺さって上がってくることも
しばしばです。
シンコには、イタドリがよいと思います。カチッとはまる感じがいいですね。ブドウ虫は大きすぎるし、油部分が
多いので、「カチッと」という感じはしません。
とにかく、早合わせでないと上がってこないので、真剣に目印をみないといけません。
ゴルフで、チャー シュー メンで打つと失敗しないというのがありますが、
シンコの合わせは、2拍子半
チャー ハン ヨで引くことになります。引く方向は下流方向でいつもと同じですが、より、水面近くを引っ張ります。
竿を水面ギリギリで振ると、石にぶつかったりして、竿を折るリスクがあります。気をつけてください。
ちっちゃなニジマスもいましたよ。
この川は、岩盤が露出していて、其のうえを綺麗な綺麗な水が流れます。
もう、夢のような美しさです。
また、水音が、サラサラとします。本当に、サラサラという音です。
岩盤のところは魚がいませんが、割れ目に小石が溜まったいるところにヤマベ君がいるのです。
逆に、ポイントを探しやすいとも言えます。
イワナは食べないのでリリースしました。