ジャコメッティのこと 油絵制作Bの⑬ 

何年か前に、確か都立美術館だったかと思いますけど、ジャコメッティの彫刻が3点ほど来ていて、展示の仕方がよかったのか、彫刻の影が効果的に映るようになっていて感心したことがありました。

アルベルト・ジャコメッティ(1901~1966)スイス生まれ。彫刻家

削り研ぎ澄まされた彫刻は、現代の人間の実在を表していると、サルトルなどの実存主義哲学者からも高い評価を得た。

日本とジャコメッティといえば、矢内原伊作氏、矢内原氏は日本の実存主義哲学者、法大名誉教授、詩人。たまたまパリに留学中でした。モデルを務めたところ、気に入って、何度も務めた。

矢内原伊作の名前は、聖書のイサクからとられている。お父さんもビッグネームで、東京大学総長。

ジャコメッティとの対話をエッセイ集として出版。

なぜに、この東洋人が気に入ったのかは、不明ですが。日本人にとっては、なぜかうれしいですね。ジャコメッティの彫刻は、研ぎ澄まされていくうちにだんだん小さくなり、最後はマッチ箱に入れて帰ったという逸話があったほどです。

追求して、小さくなるのはわかりますね。

痩せこけて貧弱だという人もいますが、現代の人間の在り方を想起される意味のある芸術ですね。

2010年オークションで、歩く男が94億円で落札されました。超人気がありますね。

さて、Bの方ですが、人物を一人増やして、3人にしました。3人の方が、やはり安定しますね、次は表情の方を3人それぞれ変えていくつもりです。

中央の男は、だんだん顔が伸びてきました。原始彫刻みたくなってきましたね。原始彫刻とジャポニズムはヨーロッパを席巻しましたね。

モジリアニにも、数は少ないけど彫刻がありますね。あの、伸ばされて、単純化されたフォルムは非常に現代的ですね。

生命感という意味で、原始の息吹は必要なのかもしれません。

 

 

さて、Bの方ですが。

後ろの風景は左側に、家やビルがあって、なにか、坂道になってきました。右側は、空間をぬいて、森のような林のようなフォルム、これは、ムンクへの、リスペクトです。

左の人間から、下向き、正面、上向きにする予定です。予定なので、どうなるかわかりませんが、全員がこちらを見たらちょっと怖いですね。

右側の上の方で、後ろ向きの人がいます。

背景に、もう少し人間を増やした方がいいかもしれません。

しかし、こうしてみると何か異様な感じがするので、何か工夫が必要なのか考えねばなりませんね。

北海道でも、10度を超えて、春が近づいてきているようです。

 

 

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