版画なのにデカかった。
初めてみました。いろいろ勉強になりましたよ。
そだねー
日曜日に行ってきましたよ。
朝一でいったら、9時30分開場で10人ほどならんでましたよ。
混んでなくゆっくり観て、そして、楽しみました。
版画を主に、油彩(少し)の展示でしたよ。
版画なのにデカかった、すごくデカかった。
白と黒なのでやはり、すこしストイックになるようで。
でも彩色が施されている作品もいっぱいあって、私には、こちらの方が楽しんでみることができました。
モノクロームはストイックですが、女性がモチーフとしているので、線が柔らかい分、全体的にあまり精神的
にならずすむようです。
フォーブなところもあり、版画独特のエッジの効いた線が心地よく感じられます。わだば、ゴッホになるとか
宣言したとありましたが、ピカソ風なような気がしました。
東北の土地柄、例えば、やませによる冷害などに構想をえた、苦難と努力というような題材もありました。
ねぶた祭の巻物みたいなものもありましたね。民族の思いみたいなもの。
画面に満ち満ちに人体があり、勢いがあり迫力がありますね。一つずつ違いますが、サイズが同じものを並べ繰り返す
手法は、アンディ、ウオホールみたいな感じもしました。版画板の大きさで揃うのでしょうか。
油彩のヒマワリもありました。北大構内の絵もありました。こちらは、額も立派でした。
入り口、入って直ぐの油彩の風景画も雰囲気がありますが、ゴッホとは、違う画風です。
庭の描いた大きめの絵や、少女と題している絵は、やはり、色彩を意識しているというか、
版画の白黒の世界とバランスをとるためか、原色をそのまま画面に置いた感じがしました。
作用、反作用という言葉がありますが。やはり、バランスをとることが大切なのでしょう。
漫画で言うと
サザエさんと意地悪バーさん
ドラえもんと笑うセールスマンなどが例です。
制作する人、クリエータは両極端を行き来することになります。
ビートたけしの映画も、お笑いほのぼの映画と暴力バイオレンスにまみれたアウトレイジ。
さて、いつもこの版画で取り上げられる、いわゆる民芸と芸術との考察については、きっと、議論が沸騰するのでそこは避けていきたいと
思います。
東北は。民芸品の優れたところです、そこで生まれ育った者にはやはり、心のどこかに住み着いているものなのでしょう。
土着性というものをあんまり意識しない北海道人には、分からないところがあるのかもしれませんね。
そだねー
このパンフレット上が切れているので、替えてもらおうと思ったら、全部そうだった。チケットも上が欠けているような気がする。
そう思うの私だけかな?