F130号2枚完成しました。東京の公募展に出します。金曜日に運送屋さんが来ます。
今週は額装もしないといけません。東京まで(上野)で、往復で3万円ほどかかります。これプラス出品料12000円かかります。
入選したら、見に行くので、東京一泊二日で飛行機代込みで約5万円ほど、かかります。
だから、約10万円かかるのです。アートはお金がかかりますね。これを10年間やったら100万円。好きなことをやるにはお金がかかるのですね。
群像のつもりで始めましたが、最終的にはどこかに行く家族の肖像ポくなりました。
表現主義では、今を生きる人間の思いが感じ取れれるといいですね。
星月夜はゴッホが有名ですが。本物を一回見たことがあります。
ムンクにもあって、雪の上に誰かの影が長々と差していて、遠くには街明かりが見えます。
冬の星月夜です。北欧の冬の空気はピント張り詰めているでしょう。空気が張り詰めるというイメージは、北海在住でなければ、腑に落ちないところもあるので。ぜひ、冬の北海道に遊びに来てください。
パリパリと音のしそうな空間に、澄んだ清い空気が満たされます。空気がきれいになるのは、空気中のちりやごみを雪が吸着して地面に降るから。
よく、まあ、きれいな雪と、雪を食べる人がいますが、その味は埃っぽいはずです。誰もいない田舎でも同じですよ。空気を汚す国があって、その大気は地球中を回るのですから。
絶対、雪は食べないように。
ムンクは、雪景色を描くのも上手ですね。さすが北欧人、
最晩年の作品に。「窓辺にて」というのがあります。1940年
窓辺に立っている自画像で、窓と外には、雪景色が描かれています。
構図が、水平と垂直を強調していて、今は、生きているうちは、垂直、やがて命が尽きると、横たわり水平になるということを暗示する絵です。
生と死、垂直と水平、瞬間と永遠など、対立するものを同居させることで絵を作っていきました。
色は生きている色、炎の赤、そして、窓の外は、無彩色の白と黒の世界が広がる。そういう作品です。
1940年、ドイツのノルウエー侵攻、ムンクは一切の関わりを拒否して、この作品を書いていたのでした。
1942年、アメリカで初のムンク展覧会
1944年1月1月23日 永眠
すべての資産をオスロ市に寄贈する。オスロ市はムンクの生誕100年を記念して、1963年ムンク美術館を開設した。
ムンク美術館行きたいですね。
ただ、あの有名な「叫び」のあるのは国立美術館のほうだそうです。
行きたいところがたくさんあって困りますね。