余市川は本当によく釣れる川でした。過去形なのは最近釣果が思わしくないからです。
アユの北限でもあります。
最近は、最上流と大正橋付近で釣ります。
大正橋は近年架け替え工事が終了しました。前からあるポイントはほとんどなくなりました。
この橋の付近全体が好ポイントとなっています。
8月のシンコ釣りも面白いですね。
この橋から下流に下がっていくところは、深いところもあって水量によってはわたりずらくなります。
しばらく行くと、赤井川との合流地点に到着します。
白井川とちがって、赤井川は農業にとことん利用されているので、渓流というより、用水路のような感じです。
しかしながら、この出会いのポイントは、うっとりする程渓相がよく、よく晴れた日などは、水面がキラキラ
輝き、それはもうっとりしますよ。
ここは、解禁したての6月がいいです。
最上流のポイントは、月見橋より上がいいですね。
この月見橋も、かつては第一月見橋、第二月見橋の二つがありましたよ。
いまは、一本の長いただの月見橋になりました。
旧月見橋を解体作業中に大事故がおこり、橋が落下、乗って作業していた
大勢の方がけがをされましたよ。
要するに「上流は2つの流れから始まるのが」余市川です。
余市から日本海に注がれます。
果物の一大産地,仁木町、余市町は裕福な街です。果物が単価が高いからでしょう。
街の入るとシーズン中は、サクランボ、ぶどう、リンゴの香りがします。
冬まで釣れる、ヌッチ川は河口では釣れませんが、ちょっと上がると渓相よくつれそうな感じがします。
ヌッチ川周辺に住んでいる人は、ヤマベの釣れる川が流れているのに、無関心なことが多いですよ。
余市漁港は多くの新鮮な海産物が並び、札幌から1時間ちょっとと近く、買出しに遠征してくる
家族ずれも多いですね、
美味しい、お寿司屋さんもあります。
夏にはうに丼を食べましょう。おいしいですよ。
ウニには、紫ウニと、バフンウニがありますが、どっちもうまいです。
個人的には、ネットリ系のバフンが好きですが、紫の後味の良い切れ方が好きな方も多いでしょう。
甲乙、つけがたいですね。
余市の向こう積丹の方に上がっていくと、古平川、美国川とヤマベの釣れる川が出てきます。
両方の川とも奥が深く、神秘的です。野生の香りが色濃く漂います。
特に、美国川上流は、川原がなく壁が迫っていて、深いとこもあり渡るのに苦労しながら進みます。
ここで、クマに会ったら終わりだな。(両側ががけでとっても登れない)というところがありますが、
コロポックルでも出そうな、雰囲気は妙にわくわくします。
ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるがきたら、たくさんの小人や、精霊を発見するでしょう。
やはり、上流程ヤマベではなく、イワナが多くなってきます。
美国の最上流は、小さな函の連続で、箱の中に必ずいるので面白いです。特に、イワナは夫婦で
暮らしているようですね。
必ず、2匹ずつつれます。
上流は
ニジマスがいたり、かなり方の良いヤマベが釣れるからです。
二股に分かれ、橋を通り越してから合流します。
右側は橋を越してから少し行くと、渡るのが大変なところがあります。
渓相は抜群ですが、あまり釣れません。月見橋付近がポイントといえるでしょうね。
そのまま、道の駅へ向かって進みますが、進行方向ひだりおくに余市川は隠れて流れています。
昔は結構つれました。最近は入ってないのでわかりませんが、いいポイントであることは間違いありません。
やがて、新しくできた倶知安いきの道路の十字路に来ます。この道路は難工事で、ずっと、行き止まりだったのですが、今はすごい交通量ですよ。
魚もびっくりして逃げちゃうんではないですか。
本当に静かで、鳥の鳴き声しか聞こえなかったんですよ。
この美しい川、白井川は、山の方から流れ込んできています。かなり奥が深く、ライオン(雷音)の滝から流れてきています。非常に水がきれいで釣れる川です。結構デカい石、ゴロゴロの川です。
途中にキャンプ上があって、釣れるポイントがあったのですが、そのキャンプ場は、
森も、切り開らき、なんと、川の流れを変えているところもありましたよ。
かってに流れを変えていいんですかね。
今度は、外国の資本家の手になったようです。
川はみんなのものではないですか、両岸の土地には権利があるかもしれませんが、川の中にいる限り問題になりませんね。
余市川の道の駅から、始めの橋が金橋、
7.8年前この金橋の周りで100匹以上の釣果を上げました、
その時は、調子に乗って次の日もきて、また、100匹釣りました。
晩秋でヤマベがたまっていたのです。
チャラ背に隙間なくたまっていたのです。いやー興奮しました。ビクに入りきらないので次の週は大型クーラーボックスをもっていって、どんどん入れました。
しかし、引きの強さはなく、合わせるのが難しい釣りでした。
その頃の、腕は大したことがなく、いつもは10匹どまりだった私が、急に100匹の大釣果、時と場所でこんなこともあるのですね。
この後、都公園の後ろを流れ、ゲートボール場のわきを通り(ここはマムシが出るので注意)運動公園サッカー場の裏を通り、大正橋まで行きます。
この運動公園のうらのチャラ背は、昔はアユをやる人の定番の釣り場でしたよ。
アユの人は、一か所でずっと動かないのでわかります。