さあ、いよいよ桜の季節ですね。
北海道の花見はいろいろなところがあります。
静内の30間道路とかも最近有名になってきましたが、なんといってもサクラの名所は、道南、
函館・松前の2大地区に軍配が上がるのです。
①道南は暖かいから。
北海道は寒い、花見の時期もまだ寒い。底冷えがするのです。だから、
札幌円山公園で花見をする人は
スキーウエアを着ているのです(ウソ)そのくらいの、覚悟が必要なのです。
その点、道南の函館・松前はあったいどう。風も優しい。
②新幹線が通って、来やすい。
函館空港も今にぎわっていますが、新幹線でも来れるのが大きい。札幌に行くには乗り換えてまた3時間以上かかるのです。
松前はアクセスがあまりよくないし、渋滞もひどいですが行ってみる価値がありますよ。もう、サクラの木の種類が多いので、その、色の豊富さにびっくり
松前公園で、おもちゃみたいな松前城をバックに写真をとりましょう。桜吹雪が凄い、遠山の金さんだってびっくりです。
松前藩は、由緒ある藩ですよ。外様1万石、米がとれなかったので名目1万石でした。家康から蝦夷の交易権を与えられて発展、城下町は1万人まで規模を広げたそうです。
函館は2か所、まず、函館山のふもと函館公園、ここは海が見えるので、サクラと海のコントラストがいいんです。山のふもとから、遠く太平洋が見えるのです。すっきりしますよ。
次は、五稜郭、お城の土塁の上下に囲むようにサクラの木がいっぱい。桜だらけ、ここの桜は色が薄く、白っぽいですよ。清楚な感じでいいんです。外側からも内側からも、ボート
カラも、どこから見てもいいのです。
函館公園で桜を見たら、あの矢車の歌の青柳町から電車に乗って、五稜郭まで行きましょう。
函館の青柳町こそかなしけれ
友の恋歌
矢ぐるまの花
BY 石川啄木
いい歌ですな。これはまだ啄木が幸福の絶頂期だったころ、この函館公園の近くに妻子と住んでいたそうですね。
この友は、なぜにかなしいのか、悲しいのも哀しいのもありますね。いとおしいということもあるか。
これを、つぶやきながら電車に乗るともてますよ。
電車も、いろんな種類が走っているので、楽しいですよ。
青柳町→宝来町(ほうらいちょう)縁起のいい電停です→十字街(ここは函館ドック側からくる電車と合流する場所)ここは、昔ものすごい繁華街だったんですよ。
→→ 10個 →五稜郭公園前です。
③温泉+海産物で酒がうまい。
松前温泉いいですよ。ぜひ、お試しください。松前は知る人ぞ知る海産物の宝庫、ウニアワビはもとより、岩ノリ、イカ以下なんでもござれ。うまいですよ。
函館も言わずと知れた、湯の川温泉は歴史のある温泉で、旅館も巨大、観光に来た人を喜ばせる工夫がいっぱいですよ。イカそうめんはヤリイカのイカそうめんと
指定してください。それが、正しいイカそうめんです。