もしも、あなたが札幌に来るのなら。
心優しい人に会えるでしょう。
北国特有のクールさと自由を重んずること、
厳しい冬をともに耐える、連帯の心
そこが複雑にミックスされているのです。
焼きトウモロコシの香りは、札幌の風物詩でもあります。
6,7,8月は、北海道のベストシーズンです。
よさこいソーラン祭りなるものがやっているそうですが、
札幌市民はさほど関心はないように思います。
始まった当初は、結構盛り上がりましたが、四国の踊りをなんの脈絡もなく
北海道に持ってくるという、道民得意のこだわりのなさがクールに思えました。
コンペティションは、盛り上がる要素の一つですが、この手のイベントは難しいですね。
さて、今日の札幌観光は、とうきびワゴンです。
札幌の空という、札幌の小学校で歌われる歌があります。
その歌詞に、札幌はトウキビのにおいがするよ。
というようなのがあります。
札幌大通公園では夏の間トウキビワゴンが出て、
焼きトウキビとじゃがバターを楽しむことができます。
ここのトウキビのクオリティーは高く、おいしいです。
いいトウキビは、粒がぷっくりして、規則正しく並んでいるのが
良いトウキビです。
大通公園に座って、北海道の爽やかな青空も楽しんでください。
じゃがバターもおいしいです。
北海道の男爵イモと、北海道のバター
これも忘れられない味です。
粒粒を歯でこそげながら
かみしめると、砂糖と醤油の
香ばしさが、郷愁を誘います。
北海道の夏の短さが、
北の国のクールさが
高い空の青さが
忘れられない思い出になります。
人間は記憶の塊からできています。
しかしながら、良い思い出を進んで残るように
なっているのかもしれません。
激しい日々もありますが、
なぜか穏やかで、いい気分の日々もまたあります。
公募展が始まります。
全道美術協会、北海道新聞社の「全道展」は2022年6月15日(水)から26日(日)です。
札幌市民ギャラリー
2年ぶりの開催になります。