昔々の話ですが、大学に合格した時に、電報が来ました。
「サクラサク」が、一般的でした。
厳しい冬と厳しい受験勉強を重ね合わせ、
一気に咲くピンクの桜
日本人の美意識が短い言葉で表されています。
春に学期が変わる日本では、この春の良い日に希望を与える明るい話題でした。
しかし、不合格の人もいるわけですが。
今は、一人に一台ずつ電話があるという時代、このテクノロジーの進歩は驚くべきものです。
努力は必ず報われる
夢は必ずかなう
を信じて、人々は生きていくのでしょう。
必ずしもかなうわけではありませんが、
身の程知らずの夢はやっぱりかなわないでしょう。
しかし、一歩一歩近づいていく努力は尊いものです。
身の程がついてくるということです。
パンデミックが収まりません。
ワクチン接種の遅れと気のゆるみでしょう。
なおかつ、オリンピックを強行
聖火リレーも強行
これで感染を広げてしまって、これが原因で
なくなる人はどんな気持ちでこの世を去るのでしょうね。
経済中心の世界は、冷たい世界です。
もう1年延期できないものでしょうか。
パンデミックで亡くなった画家で印象に残るのはシーレです。
わずか28歳
クリムトの弟子から表現主義へ、分離派の中で評価を受け、名声が入りかけたとき
妻がスペイン風邪に罹りそれがうつり、妻が死亡後4日でシーレも死亡。
過激な表現主義者という人がいますが、彼の個性と生と死のテーマは永遠でしょう。
さて、大作の方は紆余曲折の末、奮闘むなしくなかなか決まりません。
どうなるのか、
家族がテーマなのはいいと思いますが。