ゴシック様式はどうしてもとがっちゃう話。
オスロ中央駅は結構大きいですが、
コペンハーゲン中央駅は小さいです。今は、グーグルさんのおかげで、旅行がとっても楽になりましたよ。
のる列車がわかります。
キオスクで水を買って一休み、しかし、高いからいつでもびっくりしますね。今買ったのはボトル1本350円の
水です。売店のお姉さんの笑顔は100点でした。
人魚姫が最寄り駅から、歩く距離が意外と長く、疲れちゃいました。ここに来るまでも結構頭使ったものな。
効率的に回るには、地元のツアーはとバスみたいやつに乗った方がいいかも知れませんね。
個人旅行はこの困難さも、楽しさの一つという人もいますが、年とともにエネルギーが枯渇してきたようです。
コペンハーゲンといえば、ロスキレ大聖堂
コペンハーゲンカードで交通費と、見学料がまかなえますよ。いいですね。
世界遺産ですよ。
1536年までデンマークの首都だったロスキレ、900年代から約600年間も首都だったんです。
まさしく古都、古い町というのは、そこで暮らした人の残滓が残っているようで、怖いようなエネルギーを
感じることがありますね。
日本で言ったら京都
京都でも、昔の貴族や、応仁の乱(1467~1477)で戦った武士の思考のかけらがあるのかもしれませんね。
京都は、戦乱で荒廃し、焼け野原となりました。
行ってみたら城下町というんですか、門前町というのですか
古い街並みに、出店がいっぱいでにぎやかでしたよ。
お年寄りが、お店をひやかしたり、子どもがアイスを食べながら歩いています。
オシャレな店もありますが、ちょっと昔な感じがしました。日本で言ったら、昭和っぽい雰囲気が素敵です。
楽しそうに行きかう人々は、ホントに京都か鎌倉かという感じです。
ロスキレ駅からはちょっとありますが、街並みを眺めながら歩けるので
全然苦になりませんでしたよ。行き方は、簡単、歩いている人にくっ付いていきました。
曲がりくねってますが、観光客が多いので迷うことはありません。自動的に連れて行ってくれます。
それに、あのとがりに尖った尖塔が見えるので、目指していきます。駅からは裏を回る感じになりますが、
きちんと正面に連れて行ってくれます。
中央駅からも30分ぐらいで来られるので、ホントに気楽な、ちょっと郊外に散歩に行く気分で行けます。
電車もすいていました。
電車からあのとがった尖塔を見ただけで心がときめきました。
「雷が絶対落ちるな」これが、第一印象です。
まず、その塔が天に向かって伸びて伸びていった、大聖堂です。
こんなに鋭くとがる必要があったんですね。
この、ツインタワーはそっくりですが、スケッチして分かったんですが、塔の屋根のすぐ下の白いところの形が微妙に
違うのがわかりますか。
写真をとってもわかりませんが、スケッチをしたのでわかりました。
上の写真で言うと奥の方が丸っぽくて、手前がとがっていますね。
写真は撮ると安心して、よく見ないというのは本当ですね。
1995年に世界遺産に登録。
12世紀に始められたが、歴代の王により改築改修が施されてきました。ゴチックとロマネスク様式
様々な建築様式が混在する形となりました。
簡単に言えば、歴代の王の棺がたくさん安置されているということですね。
本当にたくさんありました。
この、扉のレリーフはなんでしょうね。ここの扉を開けたら大変なことが起こりそうですね。
ちょうど、神父さんが、説教をしていました。30人程が聞いていました。
その横を、観光客が通り過ぎていく感じです。子どもは、色々かくれる場所があるのでかくれんぼをしていました。
とにかく、色々な隠し部屋みたいなものがあるものだから、この大聖堂の全体像をつかむのは難しそうです。
回廊を回るとあそこにもここにも小部屋があって、そこに棺が安置されているのです。
いろんなコーナーごとに、誰が入っているか書いてあります。その入ってる姿を想像することはちょっと
重たいような気がします。
ホントに日本人ですね。
でも、日本も明治前は土葬でしたのに。
現在日本では、ほとんど火葬なので、棺は残らないですね。いや、日本人のクールさから見て
残したくはない。ということでしょうか。
すべては、空という、般若心経がよく読まれていますものね。
日本人には少しわかりずらいですが、天国目指して、塔の先端をのばしていったのでしょう。
信じる力は強いものですね。
観光地されているので、色々なツアー客が来ています。
じゃまにならない所で、もう一枚スケッチしました。
固形の水彩絵の具をもっていったので、水ペンの軸に
ミネラルウオーターの水を補給します。
マッキーの細字と極細で形をとって、簡単に色を
つけます。
この絵の具の、緑色の発色が良くなくて、いまいちでした。
しかし、建物をスケッチすることは、現物が目の前にあるので
集中しますね。
あっと、言う間に20分が経っていました。
ツアーの人が、へんな東洋人がいるな、と不思議そうに通り過ぎていきます。
画面をのぞく人はいませんでした。
アメ車の高級車でのツアーがはやっていました
あのデカい車で、ロスキレの上まで送って
くれるのです。
老若男女キャッキャ言いながらのってました。
大いなる聖堂といいコントラストでした。
生きてるのもの勝ち