春の便りとベニシアさんの近況

NHK Eテレ 猫のしっぽカエルの手を見ました。

ベニシアさんの過去を振り返り、

現在の状況を語る会でした。

Life isn't about waiting for the storm to pass. It's about leaning to dance in the rain.

人生は嵐が通り過ぎるのを待つのではない、雨の中でも踊ることを学ぶことなのだ。

人生にはさまざまのがっかり事が起こります。そこで、落ち込んでばかりいないで、その状況でも、他の人の前では機嫌よく、前向きに生きることで、希望が生まれます。

受け入れるどころか、それを福音ととらえることができるか難しいところで。

 

ロシアのウクライナ侵略から、ニュースはコロナから

変わりました。

そして、多くの避難民と、子どもと母親と父親の別れは心が

痛むのものでした。

男は、兵士として戦い死ぬことになるのかもしれません。

いま、ここに家族というものが、クローズアップされてきているのかもしれません。

 

3月13日午後6時からの放送は、

波乱万丈なベニシアさんの過去と現在の情報が放送されました。

家族の絆がテーマの話でした。

番組は、

ベニシアさんは、目が見えずらくなってきているので

手探りで庭の雑草を取るシーンから始まりました。

 

枯れているのはカサカサ音がするからわかるのよ。

手探りと音を頼りに、雑草を抜いていました。

 

イギリスの名門貴族に生まれ、

お城で暮らし、社交界デビューするも、

踊り、酒を飲み、社交している世界に疑問を持ち

英国を脱出、世界を放浪、

当時はヒッピー文化があり、

若者たちは、精神的な価値を求めインドなどで過ごしました。

 

ガールズバンドなどもやりながら、自分の道を模索

そうして、日本にやってくる。

 

岡山に上陸、結婚をしたみたいですが、詳細は知らされていません。

 

長女のジュリさんは、統合失調症を患う、というように放送されていました。

子育てを頑張っているベニシアさんが目に浮かびます。

孫のジョー君が生まれる。

 

離婚、離婚の経緯は知らされていません。

 

正さんと再婚

正さんは、登山写真家、山登りを得意とする。

ベニシアさんより9歳年下。

南アルプスの山頂で結婚式を挙げる。

結婚記念日は、いつも一緒に登山をして、頂上でお弁当を食べる。

この回の放送は、おにぎりではなく、パンとバターとお茶

 

京都市内で英会話教室を始める。

サポーターや協力者とともに順調に運営

 

京都の中心から大原へ移動

 

長男ゆうじん君

今は結婚して女の子が生まれる。

孫の女の子のなまえは、くれあちゃん。

とってもかわいく、ベニシアさんが目に入れても

痛くない存在。

 

進行性の視力の衰えと、記憶の障害の病気を告白。

しかし、

雨の中を踊るのも人生

と、今できることを精一杯しようとしている。

 

ハーブの名前を思い出せなくなたら、友達に名札を付けてもらう。

視力が衰えたら、今度はのどを使って歌を歌う。

もと、ガールズバンドにいたころを思い出す。

 

今は、正さんや子供達、孫たちに助けられながら、

精一杯生きている。

 

家族のきずなの大切さと美しさが画面からも伝わります。

 

また、正さんの写真と、NHKの映像スタッフの腕の良さが光る

画面の構図は、まさに、絵画を見るような美しさです。

 

美しさは、表面に現れるのものではなく、自分の心の中にあって、感じるもの。

 

努力という行為が美しいのか、

立ち向かう勇気が美しいのか、

人のために尽くすことが美しいのか、

 

しかしながら、人間は全員使命を受けてこの世に来た者たちだとしたら

 

自分のできることで、自分の得意なことで人の役に立ち、助けていくところに

美しさが生まれるのではないのでしょうか。

 

その使命に気付かずに生きる人には、美しさはありません。

 

さて、今年の公募展はぜひやってほしいですね。

2年間も発表していないので、ないかうずうずします。

 

今回のロシアの侵略は悲しみと怒りに世界中が包まれるものでした。

出口はまだ見えません、

 

家族や同胞の素晴らしさや、美しさが際立ち、また、悲しさもありました。

絵を描きながら考えることが増えました。

 

 

家族の肖像 2022

 

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