ここは、寂しいですよ。涙が出ます。狭い砂浜がありますが。黒色の暗い砂なんですね。磁石を持っていったら、砂鉄がいくらでも取れますよ。
ここは、啄木の有名な砂山の歌、初恋の甘い歌が詠まれたところなんですよ。
砂浜に腹ばいになって、初恋の思い出を懐かしんだ歌や、そこの、銅像の下に刻まれた、、ハマナスの歌など夢のある美しい場所のように書かれていますが、確かに、明治時代はそうだったらしい。
高さ30メートル、東西1キロメートル、南北300メートルもの砂山あって、ハマナスも咲いていて異次元空間だったらしい。
失われた風景
貧民が穴を掘って住んでいたり、かの大火では、大勢の命が失われた場所でもあるし。
いまは、砂は、砂鉄を取るためにすべて運び出されいまはもうなにもありません。
黒い浜が湯の川まで続きます。
そして、国道道路沿いにあるので、車の音がうるさい。
だいたい、砂浜がチョー狭い。
10歩で海、それも、冷たい。
それも、年々狭くなってる。その昔の、砂山を撤去したせいで、バランスが崩れたのです。
醜いテトラポットの列にあなたはどう思うのか。ハマナスなんて一つもなし。
啄木もあの世で「アチャーって」
話のタネのがっかりスポット、
サッポロの時計台もがっかりスポットといわれていたが、
今はね、すごく盛り上がっているんですよ。
なにせ、駅前商店街、大通公園、すすきのが近い。見た後、飲食に繰り出すんですよ。
啄木小公園、ここは、ほんとに、玄人ごのみ。
わびさびを知る、大人の観光地ですな。
道路むかえのパチンコ店ののぼり、家族葬はおまかせののぼり、葬儀場も味わいに花を添えている。
逆にいってみたくなったって、そう思った人はぜひ行ってください。
場所はわかりやすいですよ。道路ぶちに啄木さんが一人で、ロダンの考える人の、ように
海に背を向けて座っていますからね。
けれども、結構、観光客がいらっしゃいます。
ここの楽しみ方は、わびさび、北の鉛色の海の波を見ることです。
寂しい時、つらい時に波を見るのがいいといわれています。2度々同じ波は来ないので、その変化に飽きないということです。
しかし対岸は、大間、いまだに原発を作ろうとしている、時代錯誤的な村がありますよ。腹立たしいですね。
函館市はもちろん大反対。そんなものいらない。迷惑でしかない。北海道は、あの地震以来、泊原発はストップしたまま。それで、何の不自由もない。人も減ってきた。電気は余る。
大体、コメの生産量日本一、日本の食糧庫に、放射能はいらん。
あの地震の時、やれ計画停電が必要だとか言った人の、顔が見たい。
ずるいぞ。嘘だったではないですか。
玄人観光案内は、大人の酸いも甘いも嚙み分けることのできる人の案内ですよ。
函館、2回目なんですという人が、歴史とは、人間とは何ぞやと考察するための、特別な場所なのですよ。