元旦から描き始めようと思って、公募展用のF130号を2枚張りました。
F130号になると、ロールキャンバスも175cm×10mのものでないと張れません。
キャンバスサイズはF130は、1940×1620なので、5枚とれそうですが、切り方が下手なのか、いつも、4枚しか取れません。
このサイズのロールキャンバスは高く、定価54000円のが33480円(ゆめ画材)、
F120までだったら、麻100%でも、145×10.3mのロールでよく、16980円と半額で買えるのです。
なおかつ、東京まで送ると、割増料金がかかるのですが、やはり、公募展になると、会場も広いのでF100だと見栄えがしませんね。
33480円÷4=8370円が1枚当たりの、キャンバス代、木枠はもう10年も使ってます。
新しいキャンバスを張るだけで、余は満足じゃという気分になりますね。これから何を描くのか楽しみです。悩みや苦しみは全くありません。何かわくわくしますね。
どうしてかというと、描くという行為が、自分自身の中に確立していて、生活の一部とでも言いますか
生きるということと直結しているからです。
絵を描くとすっきりするというか、精神が綺麗になって、少年の心に戻ることができるからです。
毎日、どんなことをして遊ぶか考え、わくわくしていた少年の心が戻ってくるのです。
周りの絵を描く仲間を見ても、みんな、気持ちが若い、
自分の感性をしっかり、守っているように見受けられます。
素晴らしいことですね。
さて、年賀状にまるで手を付けてなかったので、今年描いた風景画を出してきましたが、あまりいいのがありませんでした。
いま、大至急手を入れましたが、風景画は、現場での感覚から離れるとリアリテイを失うし、、いじりすぎると嘘くさくなるので。60分しかいじりませんでした。
秋のスケッチ旅行で描いた、山の絵を来年の年賀状にすることにしました。
本当に三角形の山、名前は知りません。構図は安定しすぎていますが、秋の一日熱中して描いた思い出は、心の中に残っています。
絵を描く人の特質なのか、色々な場面の思い出が、映像として頭の中に入っています。
外で、現場で絵を描くのは、ゴッホもセザンヌも一番大事にしていたこと、というよりも、
自然と一体感を持てる、宇宙の中心に自分がいるということを感じるためではないでしょうか。
いつか、南仏、エスクアンプロバンスでサントビクトワール山を描きたいですね。きっと、気絶するほど気持ちがいいかも。