熱狂と冷静さと大統領

アメリカではバイデン氏が大統領選から撤退、トランプ氏が有利の観測も流れました。

狙撃を間一髪で逃れたトランプ氏が神の御業と熱狂したのはつい最近でした。

しかし熱狂はもはや冷め厳しい現実があらわとなりました。

芸術家にも熱狂型、パッション重視の方もいらっしゃいますが、情念の絵は長続きしません。

結局残るのは、静かな作品です。

生命が静かに宿るのが良い絵です。

これでもかと過激に表現するものはあまり残らないようです。

そういえば昨年の七夕の日に亡くなったベニシアさんの旦那さんのインタビュー記事を読みました。

いろいろ人生は大変だなと感じました。

彼女の死が悲劇的なものだったのか、まだ早いというのはありますが。

イギリスの貴族のお嬢さんがいくつかのたびを経て日本の京都でなくなるストーリーは感慨深いものがあるのでしょう。

 

流れる雲をぼんやり見ていたら、昔の自分はその時何を思い、その時間を過ごしていたのかと考えます。

夢や希望があったのでしょう。

いま、そんな自分を俯瞰して眺める年齢になりました。

あの時別の選択をしていたらと考えることも、後悔することもまるでありません、

それでいいのだ。

と思います。

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