後どれだけ生きるのか。新しい年を迎える準備をします。

 北海道は雪におおわれました、気温はマイナス5度前後をさしています。さっきテレビを見ていたら、海外に行く人々が、上気をした顔をして、ニコニコしながら飛行機に乗っていきました。

 一人で外国に行くことが好きなのですが、僅か一週間の滞在、わずか5日間だけ、日本語を使わなかっただけなのに、妙に人恋しくなるものです。外国の広い空港の隅で、控えめにポツンと待っている、機体を見ると、小走りになります。そこをよく知っている、日本の航空会社は、(JALしか知りませんが)イミグレーションを無事搭乗してきた乗客に、ドアの入り口に、待ち伏せ、乗客に開口一番、

「おかえりなさいませ」と、いうのでしょう。

ヨーロッパならあと日本まで10時間以上かかりますが、もう、日本に帰ってきたような、安心した気持ちになるのです。

 わたしも、年を取りました、あと、どれだけ生きるのか。残された日々をそれなりに充実したものにしたいと思います。

「よく生きたものが、よく死ぬことが出来る」

 さて、今年の仕事は終りました。人物を描いた後は、静物2点を描いておしまいになりました。

ピーマンとトマトのあるテーブル   2109
カレイのあるテーブル    2019

2020年元旦には、F130号のカンバスを張り、今年のスタートです。

旅をテーマにした、オレンジぽい、フランシスベーコンのように、人間の内面にクールな目を向けた、すこし寂しく、切ないんだけど、遠くの空の下には、かすかな希望があるよな絵です。

一体、どんな絵なんじゃ(笑)

スポンサーリンク
おすすめの記事