ムンクのサマーハウスで考えたこと オースゴールストランにて

一番行きたかった場所がここです。

長年絵を描いてきましたが、どうしても行きたかったのがここオースゴールストランです。

パリもローマも行きました。ルーブル、バチカン、オルセーも行きました。

でも、個人的にムンク好きなブログを立ち上げるほど行きたい場所はここ。

もうこれは、ムンク好きの聖地でしょう。

国立美術館のムンクの部屋、ムンク美術館もいいですが。

あとは、プロバンスのサントビクトワール山を見ることと、ゴッホなお墓参り、モネの庭の睡蓮、

の3つのテーマがのこっていますが

 

日本から遠く離れた、オスロ郊外の小さな避暑地です。

好天に恵まれました。異国の夏の一日です。

ここに来るまでは、事前の調査と、バスの乗り継ぎなどと、最小限の英会話が必要でした。

 

曲がりくねった、道を進むたびに、ドキドキします。

遥か、アジアの片隅から、きましたよ。

 

海がちらとちらと見え始めました。

ムンクが確かにいた場所に立つことが出来るなんて、なんて幸運なんでしょう。

 

オースゴールストランではね、今頃、子ども、大人、老人が楽しそうな声を上げて暮らしています。

夏の行楽地です。

 

オスロ郊外の避暑地

小さなヨットと海に面した小さな別荘とBMWやベンツ、トヨタの高めの車を持っている、小金持ちがのんびり暮らしています。

ムンクの別荘、サマーハウスはこじんまりと小さく、居心地がよさそうでした。

 

海が見えます。

小さな桟橋が見えます。

白い雲と青い空が見えます。

夏の避暑地では何か、恋愛関係の事件が起きそうですね。

いけない関係がありそうです。

 

夏のけだるい午後に、いろいろな妄想が浮かんでくるようです。

 

テンスベルのバスターミナルで1日券を買い、発車から10分ほど走ると、もう、海が見えます。湾なので、波が穏やかで小波程度です。

 

この、小さな町には、ムンクの絵の題材になった建物や人物の住んでいた場所などに、小さなプレートが設置されています。

結構、アップダウンがあって、高低差から絵の題材になりそうな通りと、家があります。

 

サマーハウスの前の通りは、ムンク前通りに看板があります。

白い柵が明るい日差しに映えます。

ホントに、こじんまりとした避暑地。

 

海からは、子どもの歓声が響いてきます。老人も海パン、ビキニの水着で手をつないで歩いています。

社会保障がしっかりしているからでしょう。

みんな、幸せそうです。

いいですね。

サイクリングの人が行きかいます。この国は、自転車に乗る人が多く、列車も自転車をのせられる車両もついています。

サイクリング用の道路がしっかりと整備されているところも、日本と違う所です。

大きな通りには専用道路が必ずついています。

 

また、ヨーロッパでいつも感心するのは、犬のしつけがしっかりしていることに驚きます。

決して、飼い主の前に出ることはありません。いつも、飼い主の少し後をおとなしくついてきます。

 

顔も優しい顔をしています。噛みつかれる心配はありません。

日本とは雲泥の差です。

 

市内のトラムにもどんどん乗ってきます。

 

ムンクの数々の傑作が描かれた場所です。

また、ムンクが元カノとの事件が起こり、手を負傷した場所でもあります。

下の写真を見て下さい。

桟橋の少女たちが立っていた場所ですよ。

むこうの家と大きな木に見覚えがあるでしょう。

右の白い建物は、ホテルです。

道路は坂道で上に上がっています。

絵を見ていた時は、何か川の上にかかっている橋かなと思っていたのですが、ここは、桟橋

右と左の海水はつながっていないのです。

 

不安や死や病気や嫉妬に悩まされ、依存症になって入院を繰り返していたムンクの転機となる場所です。

 

ムンクは、この事件の後から、光の方に向かい始めることになった場所です。

画面は明るくなり、太陽が登場してきます。

 

ムンクハウスは、案内ツアー付きで70クローネ(1000円)ぐらいです。8月にやっています。

1人しかいなかったので、プライベートツアーになりました。

もう少し、英語を勉強しておけばよかったです。

居住スペースとアトリエと別棟になっていて、アトリエ部分は事務所とギャラリーになっています。

見たことのない、図版や版画がありました。

色が鮮やかできれいでした。

 

ムンクの机の前には、窓があり、海が見えます。

どんな気持ちで、ここに座って海をみていたのでしょうね。

下の写真は、海側からムンクハウスを見上げたところです。左が事務所(昔アトリエ)、右が居住スペースです。

葉っぱが落ちていますが、真夏です8月です。

もう幸せとはこんなことを言うのでしょう。

自分を突き動かした情熱にも感謝します。

お金があったら、一月ほどここで暮らしたいですね。いいだろうな。

物価は高いから、自炊だろうな。ここで、米をたいて、おにぎり食べたりしたらいいだろうな。

魚は美味しいんだよな、オスロは。醤油も手に入れたいですね。

 

また、機会があったら行きたいですね。

こんなアトリエあったら、傑作が描けたりして。

いいな。

 

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