空高く飛んでいった新聞紙の塊のイメージが頭に残りました。

わたくし小学生の時は函館に住んでいたのです。

友達と日曜日はよく釣りに行ったのです。それが、原風景なのです。

エサは,えらこです。えらこってわかるかな。管みたいのがたくさんある謎の気味の悪い生物。

ミミズみたいのがその管の中に、一匹ずつ入っているのです。

塩えらこってしおずけもありました。そして、そい、サバなどを釣ります。サバの横走りって本当ですね。

ちっちゃなフグも釣れました。膨れたそいつを岸壁に投げて、パンパンわって遊びます。って残酷ですね。

港なので深いです。そこで、岸壁に座って釣るのが少し怖いのです。しかし、しり込みするとかっこ悪いので、カラ元気ですわりました。

ラジオを待っていくのですが、日曜日の朝早くは、宗教関係のものが多かったのです。

「暗いくらいというよりも、進んで明かりをつけましょう」って、今でも覚えているんだからすごいな。

死んだ父親との思い出が一つあります。ある日、父親が釣りについてきたのです。

きっと、お袋に、子供じゃ危険だから、あんたいって見張りなさいってことだったのだろうと思います。兄はいなく2人きりでした。

一匹も釣れませんでした。

帰りに、きっと父親は、子供の釣りの番なんてめんどくさかったんでしょうね。いまいましげに、残ったえさのえらこの塊を思い切り海へ投げ上げました。

その夏の夕方のけだるさと、空高く飛んでいった新聞紙の塊のイメージが頭に残りました。

釣りに行くと、今でも、たまに思い出します。

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