ベニシアさんと沖縄 生きるということとアート

この世で価値のあるものというのは大げさですが

すべて、お金ということにはなりませんね。しかし、この国の価値観はどんどん下がっていっているように

思われます。

 

人間の感性というものは、意外と整然としているのです。

長いことジャングルで暮らしていた人が、久々に日本いに帰国して、

自宅の階段の美しさに感動したという話があります。

 

人間は混沌の中から、規則性を発見しようとする本能を持っているようです。

 

だから、真円よりも、僅かにゆがんだ円を魅力的に感じるのです。

「丸く見ようとする(幾何学的に見ようとする)、感性が方向性を生み、魅力を感じさせるのです」

 

アートは、それを考えさせてくれます。

アートでも全くの空想もあれば、実際のあるものをよく観察して昇華せせるアートもあります。

全くの空想は、頼るべきものが何もないので、非常に難しく、自分勝手になって美しさや生命感を感じられなくなる場合もあります。

画家は、その間をいったり来たりしながら思考を深めていくのでしょう。

 

美は自分の中にあるもの、美を持たない人は、美を感じることが出来ません。

 

2週連続の新作とはうれしかったです。

何より、ベニシアさんが元気だったのが一番ですね。

旅に生きてきたベニシアさんらしいです。

 

沖縄の緑の海と、青い空を見上げるベニシアさんは、今までの人生を振り返っているのでしょうか。

遠くを見つめるまなざしが、遠くイングランドの方を向いている様でした。

小さい時に、島で育ったので、その、思い出を楽しんでいたのかもしれませんね。

 

誰でも、小さな時の思い出は色あせないもの、その時のすごく細かいことや、

気温、場所、おなかのすき具合まで鮮明に覚えているものです。

少年少女時代のあの切なく胸が苦しくなるような感情は、アートにも似ています。

 

直接胸にくるもの、心臓ではなく胸やお腹のあたりに感じられるあの感覚はいったい

なんなのでしょう。

 

UFOを見たとか、忍者に追いかけられたとか、突拍子もないことも

心や魂にとっては、意味のあることなのでしょう。

 

今回は、黒糖作りの人が興味深かかったです。サトウキビ汁を似るだけのように見えて

そうでもない、その、作り方が感でしかないというか、

その感覚のみが良いものを作ることが出来る。

 

機械で制御されて、均一な製品を作るところにはアートが生まれません。

感動は、修業したものの感覚であるということです。

 

次に、沖縄の黒糖を使った、料理の笑子さんとの交流が、しっくりきました。

凝ったものが何もなく、そのレシピも単純至極、

タピオカ粉に黒砂糖を半分入れて、フライパンで焼いて固まってきたら残った

黒砂糖を入れて焼いてクレープ状にする。

それを、くるくる巻いて作る。

美味しそうでした。美味しいだろうな。

 

ウリとゴーヤとを酢と黒砂糖でつけた漬物もおいしそうです。

シンプルな生活は、感動もシンプル。

気持ちいいですね。

 

沖縄コーヒーを調べてみました。

コーヒーの産地についての知識がなかったので、ブルーマウンテンがどこにある山か知らなかった。

でも、ハワイのコナコーヒーが美味しかった記憶があるので、あったかいところでとれるんでしょう。

 

コーヒー生産量

3割がブラジル

2位はベトナム、3位がコロンビア、4位がインドネシア、5位がエチオピアです。

コーヒーの原産地はエチオピア、野性の木もあるそうです。

アラビアの王様が夜も寝ないではねているやけに元気なシカがいるな、と思ってみていたら、

コーヒーの実を食べていたなんて

逸話もあります。

 

沖縄もギリギリコーヒーベルトのはずれに入っていますが、冬の気温が低めですね。

土地は水はけがいいので条件にあっていますが標高が足りない。(1000mはほしい)

栽培は試行錯誤で今始まったばかりといえますが、夢がある話ですね。

 

いつか、飲んで見たいですね。

私も沖縄は好きで、何度もいきました。ホテルのベランダで氷を入れてキンキンに冷やした泡盛のク―ス―(古酒)を飲みたいですね。

つまみは、ミミガー(豚の耳のスライス)と紅芋チップス。

青い空と、爽やかな風、南国特有のけだるさがいいですね。

 

 

 

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