羽生選手はアーティストか 芸術とは何か 駅員のいる群像⑨ 

 フィギュアスケートを見ましたよ、録画で。

 

追っかけっていうんですか、彼のファンが、彼を追いかけて世界中を回る。いいですね。

彼の中にある何かに惹かれ、憧れているのですね。

 

例えば、ジャンプも人気種目ですが追っかけをしているのは関係者ぐらいでしょう。

彼を追っかけても、例えば彼と良い仲になりたいという、はかない希望があるのでしょうか。

 

きっと無理とわかってはいても、自分が支持している、思っているということをアピールしたい

のでしょう。健全といえるのではないでしょうか。

 

下手に可能性があると妙に現実味を帯び生々しく、息苦しくなるのでしょう。

 

あこがれ

 

この、好きより、上位にある、突き抜けた昇華されたところに芸術性があるような気がします。

高みを目指すのは、才能のある人ですね。

 

即興性

 

一瞬一瞬のきらめくよなひらめき、これは、よく訓練された者に上から降ってくる感覚です。

訓練や、積み重ねのないところからくるものは、ただの無謀な感情的な価値のないものでしょう。

 

逃避

 

現実世界はキビシイ、生きていくのはつらい、夢を見させてくれよ。という感覚も人間にはありますね。

しかし、あの大漁のプーさんの人形をリンクに投げ込む時、自分はどんな顔をしていたか、見てみたら

夢が覚めるかもしれませんね。

 

さて、Aの方は、

左側の骸骨みたい人が消えて、後ろ向きの女の人が現れましたよ。

恋人とか妻の可能性もあるし、全く見知らぬ人でもいいですが。

 

空間が詰まって息苦しくなっていたので、どっかで解放しないといけなくなりました。

左側を、ずーと向こうまで通る空間ににして、少し楽になりました。

 

空間色は、乳色、ここでは、マツダのコーラルレッドを中心に、ニュートンのウインザーオレンジで調子を

つけます。

 

乳色というものは、彩度の高い色や、補色を使う場合に、画面上のギラギラ感を抑えるために必要になります。

 

原色や、補色関係の色を好む、表現主義の絵には必要といえますね。

 

ここを抑えないと、妙にけばけばしく画面を見ていられなくなります。

 

画面の上から下まで貫く色が必要です。垂直と水平を意識して、画面の中で、途切れたり、折れたりしないように貫かせます。

中央の男性は、旅人なので、これからどこかに行くということを、体からにおわせるような設定が必要です。

旅行鞄なのか、リュックなのかわかりませんがこれからの課題です。

 

右で座っている女性の横に、鳥かごを描こうと思ってやめました。

 

かごの鳥は、現実世界の閉塞感を表し、そこからの逃避を暗示しているということでしょうか。

 

ちょっと無理がありますね。(笑)

 

 

 

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