コロナもようやく終息の方向性が見えてきました。
大変良いことだと思います。
さて、今日は、展覧会のお知らせです。室蘭に行ってきました。
函館と札幌のちょうど真ん中あたりの室蘭(ムロラン)で大規模で本格的な展覧会が開催中です。
北海道を代表する洋画家、伏木田光男(フシキダ ミツオ)氏の展覧会です。様子はユーチューブでも紹介しています。
150号の大作から、ヨーロッパ時代の作品や高校生の時の作品など、
そして、
もちろん最新作も含めて55点の作品が室蘭市民美術館に並びました。
オープニングセレモニーにはたくさんの人が訪れ、
華々しくテープカットが成されました。
室蘭は、私の母の出身地で縁のあるところです。
美術館のお手伝いのあとお鮨を食べました。
美味しかったです。
また、港の見える高台の喫茶店でコーヒーも飲みました。
味のある風景でした。
白鳥大橋もわたりました。
はじめて、地球岬に行きました。絵になりそうな灯台がありました。
目もくらむ断崖で、おへその下がスーッとしました。
この年になっても見てないものがたくさんあるなと思いました。
さて、ヨーロッパ時代の絵の変遷も興味深いところがありました。
また、作品解説トークでは、多くの人が熱心に聞き入り、
この展覧会の期待感が高まりました。
空間へと響いていく色彩は、まさに生命の色彩とはこういうものなのかと心に響いてきます。
伏木田光夫氏は、2022年夏に大規模個展を札幌で開催します。
札幌大丸藤井セントラルスカイホール全室の予定です。
詳しい日時は後程お知らせします。
この、室蘭での作品展で弾みをつけて、素晴らしい個展になるでしょう。
どうか、この情報を近所、知り合い、親戚友達に伝えて、
一緒に何度でも足をお運びください。
明日からの見る風景が変わってきます。
簡単に言えば、元気が出るということです。
自分の中に眠っている、美というものが起きだしてきて、
日常の中で固まった魂が解放されていきます。
目が喜んでいることがわかります。
芸術ってすごいですね。
人間ってこうゆう風にできているのかと
妙に納得できるのです。