ことしも、何の気なしに始まりました。
こんなことでいいのでしょうか。昨年はオスロに行く計画で頭がいっぱいでした。
最高の思い出ができました。とくに、オースゴールストランでの1日は忘れられない思い出になりました。
海外に行っても、どこの土地でも違和感なく暮らしていけそうな気になりました。
平凡なサラリーマンの私も、絵を描くことによってこんなにも世界が広がるのですから面白いものです。
ローマの将軍、執政官、ユリウス、カエサルは、こういっていました。
「人間はいつか死ぬことを知っている、だがいつ死ぬのかは知らない。だから、今日が別れになるかもしれない。
だから、今日この時に乾杯しよう。」
カエサルは、武闘派の将軍で、情け容赦のない人という書かれ方もしますが、文学者としての教養も高く、その本は
洗練されています。なおかつ、ラテン語でかかれていて、気品のあふれた文章は極めて構築的でゆるぎないものです。
ルビコン川を渡る
賽は投げられた
人は自分の欲するものを信じるのだ
来た、見た、勝った
最後にまで
ブルータス、お前もか
など、含蓄があり今でも古くならない言葉を残しています。
今日は元旦、賽は投げられたということです。
F1301回目です。
「雪の中の家族」というような絵をまず描きます。
冬、雪原には家族が輪になっています。遠くに小屋があって煙が出ています。誰かがいるのでしょう。
1人分の足跡が小屋からつづいています。
遠くにポプラの木が2本だけ雪の中に立って影を落としています。
一面の雪景色、ホワイトをたくさん使います。200ccのやつを買ってきました。
ジンクとチタニュウムのホワイトです。
初めから白を塗るのではなく、下にブルー系の色を入れる、黒は木炭を使うことでねっとりしなくなり
パウダースノーが実現します。