そうしないといつの間にか絵から遠ざかるからです。
一週間に一度は絵筆を握らないと、芸術エンジンが停止してしまいます。
運動選手と同じように、1日休むと取り返すのに3日かかる、そのような感じです。
とにかく、続けることが大事ですが、人間は怠けやすい性質を持っているので、
惰性に流され、なにも進歩がないことになるのです。
それでもいいや、というようにならないようにしたいです。
その動機付け、というべき番組が
このNHKFMの世界の快適音楽セレクションです。
ゴンチチという、ギターデュオがMCのノンジャンル音楽番組です。
このお二人は大阪の出身です。
私は、どっちかというと大阪人の気質が苦手で、避けていたのですが。
この番組で、ようやくその呪縛から抜け、大阪にも共感できる人たちがいるという
ことがわかりました。
この番組を聞きながら、1時間55分、絵を描きます。
至福の時です。
さて、東京オリンピックまでもうすぐ。
はやく中止を決断してほしいです。
デルタ株により世界中でまた、感染者が増えています。
オリンピックという培養皿で、どんでもない変種が生成、それを世界中に拡散
また、世界が闇に閉ざされる危険があります。
天皇陛下もそうだと拝察いたします。
さて、大作の方は、もう2年越しになるので、さすがに画面が厚くなってきて
鈍くだれてきました。
絵具は塗りたてが、しゃぶしゃぶして美しいものです。
厚く塗ったところと、ほとんど1回しか触れてない場所が有ることで、画面の深みが増します。
全体的に厚いのではあまりよくありません。
セザンヌやムンクの絵を見るとわかります。
完成と未完
瞬間と永遠
水平と垂直
などのはざまで美は生まれるようです。