NHKの猫のしっぽカエルの手は、毎週見ています。
ベニシアさんの近況が気になるからです
また、日曜日の6時がやってきました。この日曜日の午後6時というのは、
いわゆるサザエさん症候群の発生する日、
月曜日の仕事のことを思って憂鬱になる時刻でもあります。
いま、救急車が走る抜けました。いやな音ですね。
今週は、大きな交通事故のニュースが入り、悲しくやりきれない思いと、運
命や人生について考えさせられました。
しかし、なんて過酷な人生があるのでしょう。
なにも、過失なく天に召される。その家族の気持ちはどうとらえたらいいのでしょう。愛する者を失う悲しみが突然襲ってくる。
ベニシアさんもまた、自身の視覚障害と記憶障害と戦う人生の段階に入りました。
それも、進行性だということです。
「人生いいことも悪いこともある。月の満ち欠けのようなもの、それは、
人間の力の及ぶところではない。一瞬一瞬を大切に生きるしかない。」
そうゆうふうにできているのだ。
しかし、記憶をなくすということがいかに大変なことなのでしょう。
人生は記憶の積み重ねでできているといってもいいですよね。きついです。
先日亡くなった、さくらももこさんの著書の中で「そういうふうにできている」のなかで、
人間の心はどういうふうにとらえたらいいのか
簡単に言えば「心はどこにあるのか」という疑問に、
その人間の行為の積み重ねにより、記憶が生まれ
心は形作られていく。というのがあって、的を得ているなと思いました。
記憶=心を心たらしめるもの
生まれたばかりの子の純粋な魂の上に、自分の行為の記憶がかぶさっていくイメージです。
日曜日の午後6時、自分の生活を振り返り、反省する場になっています。
ベニシアさんの庭に「都忘れ」が咲いていました。
鎌倉時代、承久の乱で敗れ、佐渡に流された順徳天皇が
これを見るたび都を思い出したという花です。
花言葉は、しばしの慰め、別れ
和名の「都忘れ(ミヤコワスレ)」は、
鎌倉時代の承久の乱(1221年、後鳥羽上皇が鎌倉幕府に対して討幕の兵を挙げて敗れた兵乱)
にて佐渡へ流された順徳天皇が、この花を見ると都への思いを忘れられると話されたことに由来します。