北欧・ムンクを訪ねる旅 ムンク 不安とともに生きる、生命のダンス ムンク 不安と主に生きる 人間生きている限り何かの不安を抱えています。 この広い大空の下、あまたの人が不安と希望をまぜこぜに生きています。 何故、神は救ってくれないのか 神の試練は信仰を深めるために必要なもの 神に試されているなどは 果たして救いといえるのでしょうか。 ロシアの侵攻によるウクライナの悲劇は どう心を慰めて... 2022年12月22日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 黒子豚亭とムンク,左手中指を失う。 ベルリンでは象徴主義が台頭していました。 そこで、反社会的なあつまりが黒仔豚亭に集結していました。 ドウ―シャがロシアの狂人に射殺されてからのムンクは 各地を放浪して歩きました。 ベルリン、パリ、オスロ、オースゴールストラン、プラハ、ハンブルグ スイス、チューリンゲン(サナトリウム) そして1902年トゥーラ・ラールセ... 2022年12月15日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 オスロへ行く ムンクの女性恐怖症問題について ムンクは、幼い時に、母と姉を結核で亡くし、 その不安と絶望が心の底にあり、それを抱えながら絵を描き続けました。 母と姉を心から慕いあこがれていたのです。 ムンクの絵の原点です。 しかしながら、 若いムンクは、女性遍歴を続け、その中で不審を持つようになります。 女性にあこがれを持っていた青年がだんだん、女性恐怖症になっ... 2022年12月11日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 パリとムンクと新印象派から象徴主義への移行 これからはもう、読書する人や編み物をする女たちを描くべきではない 生きていて、呼吸し、感じ、苦悩し、愛する人間を描くべきだ と、若きムンクは、自分のゆく道を決めたのでした。 この道を行くと決めた時の、青白き頬のムンクには迷いがありませんでした。 これを サン・クルーの宣言といいます。1891年 パリ郊外サンクルー ... 2022年12月3日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 オスロへ行く ムンクの芸術の突破口 時代は印象派の時代、最初の3週間のパリ旅行の中で、 マネなどの風俗画の中にある人間を覚めて目で見る書き方や、 次の時代に来るべき表現主義のかしりを感じていたのかもしれません。 自身が回想している彼の芸術の突破口は 「病める子供」 国立西洋美術館 姉のソフィエの結核と死のモチーフです。 原点というべきこのテーマを、綿密... 2022年11月16日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 ムンクと黒い天使たち 黒い天使とは 病魔、狂気、そして死ということになります。 ムンクの芸術の原動力は何だったのでしょう。 ムンクは5歳の時に母親を亡くし、次に姉も15で結核で死亡。 この出来事が大きく彼の人間形成に影を落としていて、 自身でも 「私は、病気を遠ざけようとは思わない、私の芸術は病というものに負うことが多い」 と語ったほど... 2022年11月4日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 オスロムンクオースゴールストラン ムンクの叫びの功罪 ムンクの叫びという作品はムンクの代表作とする人がいますが、 ムンクの作品群を見ると決してそうとも言えないようです。 優しいテーマもあります。 実にほのぼのとした絵ではありませんか。 この、オースゴールストランでは、ほのぼのと、恋人達の繰り広げる嫉妬や 子どもたちの他愛ない遊ぶ声が広がっているのです。 短い夏の、淡い思... 2022年10月22日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 オスロへ行くノルウエーオスロオースゴールストラン ムンクのサマーハウス、オースゴールストランの思い出 私がオースゴールストランを一人で訪れたのは2018年の真夏でした。 左の赤色の小屋はアトリエ、右の黄色の家が居住の小屋です。 アトリエ部分がショップ兼ビジターセンター 私一人だったので、プライベートで案内してもらいました。 もう少し英語力があればと痛感しました。 さて、ここは避暑地、小金持ちの集まる小さな漁村です。 小... 2022年10月19日 munnkusan
北欧・ムンクを訪ねる旅 オスロへ行くムンクマドンナ ムンクマドンナの思い出 オスロ中央駅にはマドンナがいました。 一人でムンクを見に来た私にはまさに大歓迎の 看板のようなものです。 JALがフインランドのヘルシンキに直行便を飛ばしてから オスロにもたやすく行けようになったのです。 ムンク好きの方にはご存じの複雑な絵です。 この表情の意味するものは なんでしょう。 ムンクは、この題材に思... 2022年10月16日 munnkusan
実際の手順 第57回 主体展 2022年9月1 日~17日 東京都美術館 1年に一回東京に行くことを楽しみにしていましたが、この、コロナが出現して以来 東京行きはお預けになりました。 北海道には、いい絵が来ないので 東京の展覧会を見て回るのをとても楽しみにしていました。 なおかつ 外国にも行けないいま、本当に残念です。 絵だけ、東京に行って戻ってくることになります。 2019年の夏に、ノ... 2022年8月29日 munnkusan