ベニシアよ、人の役に立つ人になりなさい。猫のしっぽカエルの手

京都に住むハーブ研究家、ベニシアさんの番組、猫のしっぽカエルの手は、

4月26日(日)午後6時から特別編が

放送されると。アナウンスがありました。

2002にガーデニングコンテストの参加者としてNHKに見いだされて

その足跡を振り返るという趣旨でした。

京都に興味深い人がいる。イギリスの有名貴族出身の人が大原にいて、

ガーデニング、スローライフを実践しているということでした。

 

 

 

彼女のエッセイは非常に聞きやすく、さすがイギリス貴族だなという発音で、

韻を踏み気持ちいいです。

身近な自然から、人の人生を少し高いところから俯瞰するのだけれども、

決しておごらず、地に足がついている。

そこが人気の秘密なのでしょう。

 

彼女は今年71歳になります。

 

しかし、進行性の病気のため、視力が次第に失われてきました。

そのうえ、記憶障害も進行してきているということを、番組の中で告白。

今日を生きる、今、自分でできることを淡々と堂々と楽しんでいく

その姿に励まされた人も多いでしょう。

 

今は、はとんど見えないという説明がありました。

「雨の中でも踊るのが人生」

 

ベニシアさんの生まれたお城、

「ケドルストンホール」はイギリス中心部、

ロンドンとマンチェスターの間の丘陵地帯にあります。

 

まぎれもなく名門、今は、第四代、カールスデール子爵が管理しています。

 

貴族の暮らしに疑問を持ち、ここを飛び出しインドへ、各地を訪れ、

やがて日本の京都に住み始める。

波乱万丈の人生です。

 

幼いころに遊びに行っていた、アン大叔母は、

幼いベニシアにこう言いました。

ベニシア、大きくなったら人の役に立つことをしなさい。」

 

そのとおりです。

人の役に立つこととは、何も、世界を救う偉人になることではない。

 

まずは、自分の家族や友達の役に立ち、助け、一緒に荷物を持ち合い生きていくこと。

 

アン大叔母は、つましく誠実に暮らしていました。

 

「誰かの役に立つことをしよう」

 

今のこの日本では、利権にまみれ、自分の我を押し通し、人を顧みない人が増えてきていると感じます。

 

このパンデミックの成り行きやオリンピック問題、環境問題などを見ているとそう感じます。

この複雑な世界どう生きていくのか。考えさせられます。

 

放送日、4月26日が楽しみです。

 

 

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