ベニシアさんの近況はどうなっているのでしょう。
このコロナの中、状況はどんどん変わります。
今年は、京都も観光客が少なく、
すいているそうです。
この、コロナの目に見えぬ災いとの戦いは、
一向に光が見えてきませんね。
いつ自分自身がどうなるか、一切わからない。
未来のことは、約束されない。保証されない
ということは、頭ではわかっていても
実際に遭遇するまでは、無関心でいるものなのですね。
大原で暮らすイギリス人のベニシア・スタンリー・スミスさん。
68歳になった今、視覚の認知機能障害を抱えながら、
夫の正さんと共にゆったりと生活している。(NHKのホームページから)
ベニシアさんの衝撃の告白から数年、
自分でできなくなることが少しずつ増えていく中、
実に淡々とにこやかに生活しています。
例えば、自分のライフワークである
ハーブの名前も思い出せなくなったきた。
そうしたら、看板をつければいいのではと、
友人に協力してもらって名前の表示を黙々とつけていく。
視力が衰えて、エッセイや絵もかくのが難しくなってきた。
そうしたら、歌を歌って表現すればいいのではないかと、
仲間とCDを作りCDデビューを果たす。
生きるということは、表現すること。
表現する方法は、それぞれ違うでしょうが、
創造していくことで人生は輝くのでしょう。
前向きという言葉でなく、自分に与えられたものを受け入れ、
昇華させ、微笑みを持ちながら生活していく。
そのような姿勢が、多くの視聴者を感動させるのだと思います。
さて、公募展用の絵は進んでいますが。
果たして、今年は開かれるのか、先のことはわかりませんね。
楕円のテーブルの群像ですが、この社会情勢を反映してか、
人物がお医者さんのようになってきました。